インフルで家族全滅して、てんやわんや。
ちょっとした気づきもあったので、まとめてみる。
- こんな人にオススメ
- 子どもが夜中に発熱した。
- 小児科を受診できない。
- インフルで家族全滅。
どうしよ!?
夜間急病センターへ
我が家は、妻と、小学4年のチビ姉、小学1年のチビ弟の4人家族。土曜日、チビ姉が微熱を発症したが、割と元気だったので風邪かと思っていたが、日曜日の夜、一気に熱があがった。
39.6℃。
これはマズい。
もう小児科もやってないので、夜間急病センターに連れて行った。
すると、なんと
駐車場が満車!
幸い、ちょっと離れた第二駐車場に止められたが、高熱のチビ姉は歩くのも辛そう。夜間急病センターってこんなに混んでるの!?と改めて驚いた。
院内に入ると、まず問診票を書いて受付に持っていき、
保険証
と
市から発行される
子ども医療費受給者証
を提示する。
すると、受付の方から想定外の問い合わせあり。。
「あれ?
新しい受給者証はお持ちでないですか?
期限切れてますよ。」
んな!?
本当だ!
よく見ると期限が切れている!
頭が真っ白なり思考停止していると、受付の方、
「う〜ん、これだと3割負担になりますが、
よろしいですか?」
と、捲し立ててきた。
え!?
それはそうだろう。
それはそうなんだろうが、正直それは厳しい。。
なぜなら現在の所持金
チーン
2750円
よりによってこんな時に所持金が乏しい。。
キャッシュレスの時代にカードが使えないのは何とかしてほしい。
それにしても、なぜだ!?
どうしてなのだ!?
新しい受給者証が入ってないというのは。。。
市から届いてなかったっけ?
などと今ここで考えても埒が明かないことをついつい考えてしまったが、既にボクの後ろには長蛇の列。チビ姉もグッタリしている。
ごちゃごちゃ考えている場合じゃなかった。
金よ足りてくれ!(祈)
一か八か、受付を済ませてみた。
ちなみに、子ども医療費受給者証があれば、かかるのはボクの経験上、処方された薬も含めて、
初診料580円のみ
である。
あぁ、なんで古いままだったのか。。。
さて、センター内は激混みで、診察は無情にも
1時間待ち
39℃の高熱を出した状態での1時間待ち。
グッタリして待つ可哀想なチビ姉。
周囲にも、具合の悪い方が溢れている。
しばらくすると、看護師さんから検温と簡単な問診があり、そこからさらにしばらく待たされ、ようやく診察室に呼ばれる。
担当の医者は問診票の内容と、チビ姉の症状を診てとると、
「症状からほぼインフルエンザだけど、
インフルエンザとみなして治療始めますか?」
と言った。
というのも、インフルエンザの薬は、発症から2日以内に飲まないと効果が無いのだそうな。
へ~、そうなんだ。。
というわけで、治療開始を選択。
インフルエンザの薬と、咳、鼻水、解熱の薬を処方してもらって、気になるお値段
チーン
2730円(3割負担)
ッシャ!!!!!
ギリ間に合った~
危うく精算時に声に出してガッツポーズしそうになったが、辛うじて平静を装って支払いを済ませた。
財布はすっかりスッカラカンだが、無事、帰路についた。
インフルで小児科難民
翌月曜日、我が家はチビ姉以外は症状が無いため通常モード。チビ弟だけ大事をとって学校を休んだが、ボクは出勤した。
そんな中、チビ姉のクラスがインフルエンザで学級閉鎖となった。
昨晩「みなしインフル」となったチビ姉だったが、インフルであることが確定的となった。
そしてなんと、昼頃、妻やチビ弟も発熱し始めた。
そう言われてみると、なんだかボクも熱っぽくなってきた。
これはマズい
速やかに自分もインフルエンザに感染している可能性があることを告げ、職場を早退。
帰宅すると、妻とチビ弟は既にグッタリしていた。
親はともかく、まずはチビ弟を小児科へ連れて行くことにした。
しかしなんと、どこも予約がいっぱいで受け付けてくれない。
予約開始時刻にネット予約を試みても、一瞬で予約受付終了になり予約できないのだ。
まるで超人気商品のネット予約のようだ。。
仕方がないので、予約無しで小児科をハシゴしてみた。
当然ながら、予約していないので門前払いか、診てくれそうな医院でも相当な待ち時間を告げられた。
グッタリしたチビ弟と一緒に待てるような時間ではなかった。
また、酷いのだとインフルエンザと聞いただけで、早く出て行けと締め出された医院もあった。感染拡大防止が優先なのだろうが、子供もいるのにいくらなんても態度悪すぎだろ。
こんなク◯みたいな医者、2度と来るか!
というのが、その時の偽らざるボクの心境だ。
なにはともあれ、
日中、小児科に診てもらえないなら、夜間急病センターが混むわけだ。
結局、チビ弟も夜間急病センターに連れていくことになった。
まさか2日連続で夜間急病センターに行くことになるとは。。
子ども医療費受給者証を更新
ちなみに昨晩、古いと言われた「子ども医療費受給者証」だが、新しい受給者証が届いてはいたが、なんと勘違いで、捨ててしまっていた
どうしよー!
と焦ったが、こちらは区役所で即日再発行してもらえた。
ちなみに、
勤務先が変わった場合も再発行しなければならないらしい。
新しい勤務先の保険証と紐づいてないとダメなのだろう。
なにはともあれ、これで今日は初診料580円で済む!
満を持して、チビ弟を連れて夜間急病センターへ向かう。
インフルエンザの検査
昨晩の経験を活かし、夜間急病センターの受付時間の15分前に到着。さすがにまだ空いていて、駐車場もまだ満車ではなかった。
受付もスムーズに済み、これならすぐに終わるかな~?と思いきや、
想定外にいろいろあって結局1時間30分もかかった。
昨日のチビ姉の時とは異なり、ボク自身も高熱が出ている状況での待ち時間。
なまら辛い
看護師さんの問診と検温の際、昨晩チビ姉を連れてきて「みなしインフル」になった旨を告げたところ、夜間急病センターは、日によって担当の医者が異なるため、必ずしも昨晩の診断を踏襲した診断になるとは限らない旨を説明された。
問診後、またしばらくの待ち時間を経て診察室に呼ばれた。
チビ弟はグッタリしている。
グッタリしていて不機嫌なのか、医者の問いかけを完全に
無視
ボクがフォローしながら診察は進む。
そこでも、昨晩チビ姉が「みなしインフル」で、さらに家族全員感染したと思われることを伝えた。
すると、今日の医者は、
「ぢゃ、代表で検査してみようか?」
と提案してきた。
ボクもそれがいいと思ったが、一気に不安がるチビ弟。。
「え?それ痛いの?痛くないの?」
目で訴えてくるチビ弟に、大丈夫だと声をかけてなだめる。
そうこうしているうちに、医者が細長い検査棒を用意して、チビ弟に上を向かせた。
「お父さん、手を抑えてて」
と言われたので、ボクがチビ弟の手を抑えると、
シュッ
うっ(チビ弟)
と鼻の奥に一瞬棒を差し込み、検体の取得は完了した。
「泣かなかったね~、エラいね~」
などと言われながら、診察室を後にした。
しかしなんと、検査結果が出るまでしばらく待たされた。
想定外の待ち時間延長。
親子二人、待合室でグッタリしながら待った。
正直
なまらしんどい
ようやく診察室に呼ばれ、告げられた検査結果は、
インフルエンザ陽性
。。。でしょうね。
型としてはA型であった。
ってことは家族全員、インフルエンザA型であることがほぼ間違いないのかな。。
ようやくの思いで薬を一式貰い、帰路に就いた。
インフルエンザの待機期間
チビ姉は薬が効いたようで、翌日から劇的に回復し、解熱剤も要らないほどであったが、チビ弟は3日くらい高熱が続き、解熱剤で一時的に体温を下げてしのいだ。僕と妻は、もう自然治癒力で治そう。。と思っていたが、ボクの熱は38℃を超えており、咳が酷くなってきたので、こっちの症状をなんとかしたく、発症から3日目の夜、とうとう内科を受診した。
インフルエンザの発症から3日目に来たことに呆れられ、もうここまでくるとインフルエンザの薬を飲んでも何も良いことはないと言われ、発熱、咳、鼻水について薬を処方してくれた。
チビ弟同様、解熱剤で一時的に熱は下がるが、薬が切れてくると、38℃に戻る。
インフルエンザの完治には5日間はかかるらしい。
確かに発熱から3日程度で解熱して、5日くらいでだいぶ動けるようになってきた。
が、もともと持ってる喘息の症状が出てしまって、その後2週間くらい咳が止まらず辛い状態が続いた。
子どもの通う小学校では、インフルエンザに罹った場合は、最低5日間+解熱から2日間は自宅待機というルールが告げられていたが、ボクの職場では、本人に症状(発熱)がなければ出勤してよいことになっている。
ルールはそこかしこで微妙に違うようだが、周囲に感染させないよう配慮が必要であると思った。
困ったこと
今回、家族全滅で何が困ったかと言えば、やはり
食
である。
妻もボクも倒れているので、買い出し、料理がほんとに辛かった。
幸い親戚に買い出ししてもらえたが、それが無かったらと思うとゾッとする。
家族がインフルエンザに感染したら、もしもの全滅を想定して、すぐに買い出ししておいた方が良いのかもしれない。
ちなみに、インフルエンザで家族全滅したのは初めてではない。。
実は、コロナ禍以前に一度やらかしている。
当時も、子どもから家族に感染している。
それからコロナ禍を経て5年ぶりの全滅である。完全に前回の教訓を活かせなかった。
正直、もう忘れていたし、家族が感染すると、どうしても全滅は避けにくい。。
子どもの学校ではその後もインフルエンザによる学級閉鎖、学年閉鎖が相次いでいる。
コロナ禍の間、家族は誰一人としてコロナはおろか風邪にも罹らなかったのに、コロナ禍が明けたとたん、インフルエンザに感染したところを見ると、やはりコロナ禍で徹底していたマスクや手指消毒の効果は絶大であったのではないかと思わずにはいられない。
マスクや手指消毒を徹底すれば、小児科難民も減るのでは?と思うのはボクだけだろうか。。
今となっては、一人一人が個人的に防御策を講じるしかないのだが。。
どうか皆様も、インフルエンザやコロナなど、感染症にはお気を付けください。